今回は友人からの質問にお答えする形でブログを書きたいと思います!
もし私の友人のような悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではと思い、私が調べた中でのお話をしていきたいと思います!
目次
しっかり調べて記事にしていますが、この記事だけを鵜呑みにせず、様々な原因の中の一つとして捉えていただき、参考にしてもらえると嬉しいです✨
それでは早速友人からの質問はこちら!!
という質問です!
この質問を受けて色々調べました!!
そもそも痛みの原因は何が考えられる?
以前ブログにも記事にしましたが、生理痛の原因は様々ありますが、その一つに
【プロスタグランジン】
が多く分泌する事があげられます!
この【プロスタグランジン】は生理痛がない方も子宮収縮作用として、子宮の内膜から出る物質なのですが、、、、
これが多く出る事で、痛みとして感じる方も多くいらっしゃるのです!!
生理に関係するプロスタグランジンとは
プロスタグランジンは沢山の種類がありますが、生理時に作用するものは主に3つ
プロスタグランジンE1
プロスタグランジンE2
プロスタグランジンF2α
なぜ生理の時に作用するかというと、、、この3つには子宮の収縮作用があるからです!
この3つの主な働きは。。。
3つとも子宮収縮作用がありますね。そしてもう一つ今回大切なのが、プロスタグランジンE2の“胃の粘膜を保護する” “血管を広げる” “痛みを出す”という作用!
プロスタグランジンは子宮を収縮する作用とともに、胃を守ったり、血管を広げて血流を良くしたり、痛みをだしたりと様々な働きをするのです!
なので、プロスタグランジンが多く分泌すると、痛みとして感じてしまう場合があるのです
プロスタグランジンが多く出る時って?
生理の時は主に子宮の内膜から分泌されます。
まず一つ目は
*子宮内膜が分厚ければ、プロスタグランジンも多くでると言われています
これは子宮筋腫や内膜症といった、子宮自体の問題で内膜が厚くなり、プロスタグランジンの分泌が多くなっている状態です。
日常生活に支障が出るほどの生理痛はこの様な原因も隠れている事があるので、是非!病院受診がおススメです!
*子宮への血流が滞っている時
子宮も筋肉です。私たちの意思では収縮などのコントロールは出来ない筋肉です。
腕の筋肉や足の筋肉の様に上手く収縮するためには、やはり酸素が必要なんです✨
その為には沢山の血液が子宮へ運ばれ、子宮筋へ栄養を届ける必要があります。
しかし骨盤周りの循環が悪く、血液の流れが滞ってしまうと、子宮は上手く収縮できず
“もっと子宮を収縮させて”と体が反応し【プロスタグランジン】の分泌を多くします
すると、子宮はより強く収縮するようになり、収縮による痛みが出現したり、プロスタグランジン自体の痛み作用により痛みとして感じる事もあります
*プロスタグランジンの材料となる油を多く摂取している事
プロスタグランジンの原材料である“アラキドン酸”はオメガ6から出来ています。
このオメガ6は結構、現代社会では多く口にする油です💦
この油を口にする量を減らすだけでも、体のプロスタグランジンの過剰生成を減らすことが出来るかもしれません
この油については以前記事にしたので、そちらをご覧ください
痛み止めってどうして効くの?
ここからが本題です!
生理痛がきつくて、毎月生理の日と2日目は痛み止めが欠かせない友人
痛みは薬でコンロトール出来たけど、最近から吐き気が来ちゃうという事、、、
痛み止めはどの様な作用があるかというと、、、
先ほどもお伝えした、アラキドン酸は“シクロオキシナーゼ”という酵素によってプロスタグランジンを作ります!
E〇Eやロキ〇ニンなどの痛み止めは、この“シクロオキシナーゼ”という酵素の働きを抑えるので、結果プロスタグランジンが作られないようにして痛みを止める働きをしています。
痛みを止めるだけであれば良いのですが。。。
このプロスタグランジンは様々な作用があると言いましたね✨
その様々な作用までもが阻害されてしまうので、、、
私の友人のような、吐き気などの胃障害が起こってしまうのです💦
これが副作用!というもの!
*副作用というよりは、、、、普通に作用と一緒な感じが私はしますが。。。。
なので、病院で痛み止めを処方されるときは、必ず胃薬も一緒に処方されます✨
長期服用によってより胃の障害や腎障害なども出てくるとの事なので、しっかり説明書を読んで内服がおススメです!
もし、痛み止めを内服するなら、病院から胃薬も一緒にもらう事をお勧めします
痛み止めを飲むことで、胃障害の他にもう一つが血流が滞るという事!
子宮への血流は多いほうが良いのですが、痛み止めを飲むことで血管が狭くなり、血流は悪くなります。妊婦さんが服用すると、胎児へ薬の作用が働き、胎児の太い血管が狭くなるという現象が起こるそうです💦なので、市販のお薬の説明書には、出産予定日12週以内の妊婦は使用しないでくださいと書かれています。しっかり説明書を読んでからの内服がおススメですよ!特に市販のお薬は、説明書は必読です!
薬以外でプロスタグランジンを減らす方法とは
生理痛=痛み止め
の他にもこのプロスタグランジンって減らす事出来ないのかな。。。。?
薬程即効性はありませんが、、、
生理痛がある方は、薬と併用して行ってもらいたいものとしては、、、
・子宮への血流を増やす
子宮の収縮が上手くできない事によって、プロスタグランジンが多く出ます。
なのでまずはしっかり子宮が収縮出来るように、子宮筋への血流を多くすることが大切です!
子宮は目には見えないし、、自分では動かせない。。。。
そんな時は子宮の血管と同じ通路である股関節(足の付け根)の運動を行う事で、子宮への血流も増えていくのです✨
日常生活では。。。
*スクワット
*床のものはしっかりしゃがんで取る
*積極的に和式便座に座る
などしっかり“しゃがむ”事がおススメです✨
・子宮周りや下半身を温める
これも子宮への血流アップに繋がりますが、体が冷えていると血管も狭くなり、結果子宮への血流も滞ってしまいます。
なので、体が冷えているなと感じている方は特に!下半身を温めてみるのもおススメです✨お風呂で足だけ足浴してみるのもおススメです✨
・自律神経を整える
交感神経は血管を狭くする働きがあり、副交感神経は血管を広げる働きがあるので、、、一日中交感神経バリバリの生活をしていると、これまた子宮への血流が滞ってしまうのです💦
夜は出来るだけゆったり過ごしたり、夜のパソコンやスマホを控えたり、ストレス発散を行ったりなど出来るだけ、朝は交感神経優位、夜は副交感神経優位としっかり自律神経を整えてあげる事をお勧めします✨
・日常生活で口にする油を気にしてみる
プロスタグランジンの材料となる“アラキドン酸”はオメガ6系の油です
大豆油やコーン油などはこのオメガ6に入ります。
また、外食する際は殆どがこのオメガ6系の油を使用していると考えても良いです。
なぜなら、単価が安いからです。
いつまでもサクサク✨カラッと揚げているものは、オメガ6よりも体に悪影響な“トランス脂肪酸”で出来た油なのでより注意が必要です💦
*油の話は深いので、ここではオメガ6の話のみにします。。。。
また、お菓子などに良く書かれている“植物性油脂”もオメガ6系の油ともいわれているので、お家で使用する油を見直す他、普段口にする油も気にされながら、出来るだけ減らす!という事を意識してみてくださいね✨
まとめ
生理痛がある場合は、日常生活にも支障をきたす場合があるので、その際は痛めと上手く付き合いながら生活することは決して悪い事ではないと思います✨
*ただし、毎月日常生活に支障をきたす程の痛みであれば、一度婦人科受診をお勧めします
まずは、不快を少なくして、ストレスも少なくして日常生活を自分らしく過ごしやすくする事がとても大切だと思っているので、お薬を使いながら生理を乗り越える事も必要かと思います。
ただし、市販のお薬であればしっかり説明書を読んでからの内服がおススメですし、出来れば病院で胃薬も一緒にもらう方が安心かと思います。
生理痛がある事は、身体からの何らかのサインでもあります!
このサインを受け取って、今一度、自分の体を見つめて、なぜ痛みが起こっているんだろう??日常生活どうかな?
ストレスたまっていないかな?運動不足ではないかな?夜は眠れているかな?体冷えてないかな?姿勢は悪くないかな?
など自分の体や日常生活を振り返ってみる機会を作ってみてくださいね✨
出来るだけ多くの方が、生理で苦しまずに、一か月を楽しく過ごす事が出来ますように。。。
そして、自分自身を大切に、自分に我がままに、自分らしく過ごす事が増えますように。。。
少しでも誰かのお役に立てる事が出来れば幸いです
最後まで読んでくださりありがとうございました✨