私が2人目を妊娠するまでに、取り組んだ身体作りを紹介していきたいと思います^ ^
今回は食事編!
私は妊娠に向けた身体作りを行うにあたって、
分子栄養学
という考え方の元食事改善を図っていきました
目次
分子栄養学とは
オーソモレキュラー栄養療法(orthomolecular medicine)は、我が国では「栄養療法」「分子栄養学」「分子整合栄養医学」とも称され、栄養素-適切な食事やサプリメント・点滴、糖質コントロール-を用いて、わたしたちの身体を構成する約60兆個の細胞のはたらきを向上させて、様々な病気を治す療法です。
引用 オーソモレキュラー栄養医学研究所
つまり、一人一人の身体の栄養状態に合わせて、食事指導したり、必要な人はサプリメントを処方され、身体の不調を改善する食事療法です
まずは血液検査で栄養状態を知る
私は自宅近くで分子栄養学を取り入れているクリニックがあり、そちらで血液検査・カウンセリングを受けました
血液検査では特に大きく目立つ上昇や低下はなかったですが、妊娠体質を作るうえで、
総蛋白 6.9 →少し低い
総コレステロール 192 →少し低い
HbA1c 5.2 →少し高い
インスリン 12.7 →高い
フェリチン 54 →少し高い
で注意されました。血液検査した時期は肌荒れも酷く、疲れもなかなか取りにくかったです。また、月経血も少なく、ドバっと出ることもなかったです。
妊娠に必要なたんぱく質・コレステロールを上げるため、お肉や魚、大豆製品などのたんぱく質をしっかり食べること、また妊娠体質を遠ざける砂糖は断つことをカウンセリングで指導されました。
サプリメント処方としては
・ビタミンBコンプレックス
・ビタミンc
・亜鉛
・EPA
が処方されました。
砂糖を断つ難しさ
白砂糖は麻薬と同じとよく聞きますが、私も小さいころからお菓子が好きで、きっと砂糖の強力な依存性にまんまとはまったのだと思います。
妊娠に向けて、高インスリンになると女性ホルモンバランスが崩れて不妊症(排卵障害・卵子の劣化)になるといわれています。また、砂糖を取るとその消化にビタミンも多く使われ、体の修復作用をもつビタミンが減り、妊娠に向けた身体づくりから遠のくのです。
また、砂糖は量よりも、回数が影響し、甘いものを食べるという習慣が血糖値やインシュリンの分泌を増やします。
そのことを踏まえて、まずは平日の甘いものを断ち、週末は食べるという事に取り組みました。
砂糖は、日常生活の食べ物に多く入っており、お菓子だけではなく、飲み物(果糖ブドウ糖液など)やドレッシング(果糖ブドウ糖液など)、料理に使う調味料(調味料風に多い)にも入っており、完全に平日砂糖を断つことは初めはとても難しかったです。
しかし、続けていくうちに、甘いものをそんなに欲さなくなりました。
そこに至るまでは3か月程かかりましたが。。。。。
しっかりたんぱく質を取る
私は健康のためと、一時期お肉を少なく、野菜を多くとる食生活をしていました。続けていくうちに、疲れが取れなかったり、肌が荒れてきたりと不調続きでした。
血液検査でも低タンパクの数値が出ており、完全に低栄養状態でした。
たんぱく質は人の身体を作るうえでとても大切な栄養素です。
たんぱく質は動物性・植物性とありますが、私の体質はしっかりお肉も食べないといけない身体なんだと気づきました。
それからは毎食または、3食のうち2食はお肉や魚を取り入れ、できるだけたんぱく質を取る食事を心がけました。これは、取り入れることは簡単で、すぐに定着しました。
続けていくことの大切さ
約3か月後に再度血液検査とカウンセリングを受けに行きました。
すると、
総蛋白 6.9 → 7.3 改善しました
総コレステロール 192 → 202 改善しました
HbA1c 5.2 → 5.1 改善しました
インスリン 12.7 → 22.4 かなり悪化しました
フェリチン 54 → 30 整いました
たんぱく質や貯蔵鉄(フェリチン)は改善されており、肌もだいぶ落ち着き、疲れにくくなっていました。月経血もしっかり出るようになり、生理もだいぶ落ち着きました。
HbA1cも改善みられ、砂糖平日断ちの成果がでたかな!!と感じましたが、、、、インスリンだけが悪化していました。
カウンセリングの方曰く、小さいころから甘いものを良く食べていた事が影響しているとの事でした。
やはり、砂糖は本当に怖いなと感じました。これからも平日砂糖断ち続けていく必要があるなと思いました。
兎にも角にも、3か月で体の調子はだいぶ改善されたので、妊娠に向けて取り組んでいた栄養療法が日常生活の過ごしやすさにのつながり、一石二鳥、いや三鳥、四鳥になっていると感じました。
まとめ
自分の現在の身体の状態を知るうえで、一つの手段として、分子栄養学はとても良いと思います。血液データーから栄養を読み取る。人間ドックや一般検診の血液検査とは比にならないくらいの血液データをもとに分析してくれるので、定期的に受けたいと感じました。妊娠に向けてだけでなく、日ごろの健康のためにも、続けていきたいと思いました。身体が動きやすくなり、その先に妊娠できる身体へと変化する。
栄養療法のお陰で、妊娠した時のつわりの少なさ、動きやすさ、快適感は一人目と比較すると断然違いがありました。
やはり、妊娠前からの身体づくりはとても大切だと感じました。
一人目が20代、二人目が30代での出産でしたが、30代の妊婦生活が活き活き、楽しく、快適に過ごすことができました。
皆さんも、妊娠を考えたその時から、栄養面での身体作り、取り組んでみてはいかがでしょうか。